最近『YOUTUBEで英語に触れるのが楽しくて仕方ない!』状態のおおぐしです。
『やっぱり英語はまず楽しんで勉強できるようにすべきだなぁ。』と最近ますます感じています。
TOEIC・英検・YOUTUBE…人によって種類は違っても、自分が楽しめるような要素をどこかに盛り込んであげることによって無理なく勉強を続けていけるんですよね。
というわけで、今回も僕がはまっている『YOUTUBE』の『英語版ドラえもん(DORAEMON)』を使って、楽しくリスニングの勉強をしていきましょう!
今までのシリーズを見ていない方はこちらからご覧くださいね。
それではいきましょう!
(1)タイトルの確認
今回もDORAEMONの『INSTANT WARDROBE CAM』より出題します。
INSTANT WARDROBE CAMとは『着せ替えカメラ』のことでした。
それぞれの単語の意味について確認したい方は前の記事をご覧ください。
(2)リスニング問題に挑戦
今回はのび太パパのセリフから始まります。
(55秒~1分42秒あたりまで)
(のび太がママに怒られるのを恐れて急いで自分の部屋に逃げ込んだ後…)
のび太
Great…I’m (①2語). I’m so dumb fool. Mom’s gonna go absolutely ballistic!
(訳:まいったなぁ…もう(①)だ。ほんと僕はバカだなぁ。おかあさんに絶対怒られちゃうよ…)
☆greatはこの場合『素晴らしい』の意味ではありません。文頭でこのように使うと『まいったなぁ…』という意味で使えます。予想外の出来事が起きた時に使う表現です。
☆dumbはここでは『めちゃめちゃ』という意味で使われていて『dumb fool=めちゃくちゃバカ』ということです。damnも同じような使い方ができます。
☆『go+マイナス状態』で『マイナス状態になる』。
☆absolutelyは『絶対的に』。ballisticはこの場合『カンカンに怒った』という意味で使われています。
ドラえもん
Oh, relax, Nobi. You just need to change your clothes.
(訳:のび太君、落ち着いて!単に着替えればいいだけなんだから。)
(のび太が微妙な反応をする。)
ドラえもん
Trust me. It’s amazing!
(訳:僕を信じて。これ、すごいんだよ!)
(ドラえもん、紙を取り出して服の絵を描く。)
ドラえもん
(②4語).
(訳:②)
ドラえもん
First, I have to let the camera scan the drawing I made.
(訳:まず、僕が描いた絵をカメラにスキャンするんだ。)
☆『let O 動詞の原形』で『Oに~させてあげる』
ドラえもん
All right. Now go stand over there…Perfect!
(訳:準備おっけー!じゃあそこでたってくれるかな…よし、完璧!)
☆『all right』は直訳して『万事OK』という意味で『大丈夫・申し分ない・結構だ』というような意味で使えます。この場合は『準備が完璧だ』ということです。
☆『go stand』は元々『go and stand』という形で『行って立つ』という意味です。このようにgoはandを省略して『go 動詞の原形』で『行って~する』という意味を表すことができます。
☆over thereは『そこで・そこに』
ドラえもん
(③5語) to triangulate on you.
(訳:③君のサイズに合うを③。)
☆triangulate onで『~にサイズを合わせる』という意味だとここでは考えておきましょう。
(カメラによって、のび太が新しい服を手に入れる。しかし、サイズがだいぶ大きめ)
のび太
Oh! Hey, how cool is this!…to be standing here in my underwear.
(訳:おー!これめちゃくちゃいけてるじゃん!…ぼくをパンツ一丁にしてこんな感じで立たせてくれちゃうんだもの…)
☆to be standing…の部分は、coolといった瞬間に服が脱げてしまったので、ドラえもんに対して『ほんといいよね、このカメラ…パンツ一丁にしてくれるんだもん』ぐらいな感じで皮肉を言っていると思われます。
ドラえもん
Sorry, my bad.
(訳:ミスしちゃった、ごめんよ。)
☆『my bad』は軽く謝るときに『ごめんね』と軽く謝るときに使うスラング的な表現です。親しい人の間で使います。『I’m sorry』の軽いバージョンだと考えてください。
今回はリスニングの問題を3題設定してみました。
どれくらい聞き取れましたでしょうか?
聞き取れない部分は、何度も巻き戻してチャレンジしてみてくださいね。
『わからない』と思って何度も聞くことにより自動的に繰り返し集中して英語を聞くことになります。
その結果、リスニングの能力が自然に上がっていきます。
クイズ感覚でリスニング能力をあげていきましょう!
それでは答え合わせに移りましょう!
①の答え
①の答えは…

でした!
つまり
のび太
Great…I’m soaking wet. I’m so dumb fool. Mom’s gonna go absolutely ballistic!
(訳:まいったなぁ…もうびしょびしょだ。ほんと僕はバカだなぁ…おかあさんに絶対怒られちゃうよ…)
となっていたんですね!
『soaking wet』は『びしょ濡れの・びしょびしょの』という意味で使える表現です。
『soaked』でも同じような意味で使えるため『soaking wet = soaked』と考えてもよいでしょう。
②の答え
②の答えは…

でした!
ドラえもんは絵を描いた後に『That should do it.』といったわけですが、これはどういう意味でしょうか?
まず、このshouldの意味について説明します。
shouldは『~すべきだ』という義務を表す意味がよく知られていると思います。
しかし、今回そのshouldの意味で訳すとおかしくなってしまいます。
実は今回はshouldにあるもう1つの意味が使われています。
それは『~のはずだ、~するはずだ』という予想を表す意味です。
このshouldが予想を表す意味も意外とよく出てきますので、覚えておいてくださいね。
次に、この『do』について説明します。
doも普通は『~する』という意味がよく知られていると思いますが、今回はその意味ではありません。
実はdoには『十分だ・オッケーだ』というような意味もあります。
こんな感じです。

Anything will do.
(なんでもOKだよ。)
それを踏まえたうえで『That should do it』に戻りましょう。
Thatは『直前にドラえもんが書いた絵』のことを指しています。『これ』くらいの感じです。
itは特に考えなくてもよいですが、漠然と状況を指していると思ってください。
まとめると
That should do it =『この絵でOKなはずだ』
となります。
③の答え
③の答えは…

でした!
つまり
ドラえもん
Gotta wait for the clothes to triangulate on you.
(訳:服が君のサイズに合うのを待たなきゃいけないんだ。)
ということですね。
まずgottaの前ですが主語の『You』が省略されています。
口語の場合、明らかな場合はこのように主語が省略されることが多々あります。
つぎに『gotta』についてです。
『gotta』は『gotta V』の形で用います。
『gotta V』は『got to V』の省略表現で『~しなければならない・~する必要がある』という意味です。
『got to V』=『have to V』なのですが、got to Vの方がカジュアルに聞こえます。
また、『wait for A to V』というのも覚えておきましょう。
『wait for A to V = Aが~するのを待つ』という意味です。
まとめると『服が君にサイズを合わせるのを待たなければいけない』という意味になりますよね。
(3)全体のスクリプトを確認しよう!
最後に全体のスクリプトをもう一度確認して終わりましょう。
(のび太がママに怒られるのを恐れて急いで自分の部屋に逃げ込んだ後…)
のび太
Great…I’m soaking wet. I’m so dumb fool. Mom’s gonna go absolutely ballistic!
(訳:まいったなぁ…もうびしょびしょだ。ほんと僕はバカだなぁ。おかあさんに絶対怒られちゃうよ…)
ドラえもん
Oh, relax, Nobi. You just need to change your clothes.
(訳:のび太君、落ち着いて!単に着替えればいいだけなんだから。)
(ドラえもんが『着せ替えカメラ』を出すが、のび太が微妙な反応をする。)
ドラえもん
Trust me. It’s amazing!
(訳:僕を信じて。これ、すごいんだよ!)
(ドラえもん、紙を取り出して服の絵を描く。)
ドラえもん
That should do it.
(訳:これでオッケーなはずだ。)
ドラえもん
First, I have to let the camera scan the drawing I made.
(訳:まず、僕が描いた絵をカメラにスキャンするんだ。)
ドラえもん
All right. Now go stand over there…Perfect!
(訳:準備おっけー!じゃあそこでたってくれるかな…よし、完璧!)
ドラえもん
Gotta wait for the clothes to triangulate on you.
(訳:服が君のサイズに合うを待たなきゃいけないんだ。)
(カメラによって、のび太が新しい服を手に入れる。しかし、サイズがだいぶ大きめ)
のび太
Oh! Hey, how cool is this!…to be standing here in my underwear.
(訳:おー!これめちゃくちゃいけてるじゃん!…ぼくをパンツ一丁にしてこんな感じで立たせてくれちゃうんだもの…)
ドラえもん
Sorry, my bad.
(訳:ミスしちゃった、ごめんよ。)
いかがでしたでしょうか。
今回は①が特に聞き取りづらかったと思います。
もともと聞き取れなかったもものは、スクリプトを見た後に是非何度も聞きなおしてみてください。
そうすることで次に似たような音を聞いたときには聞こえるようになると思います。
このシリーズはまだまだ続けていきますね!
それではおおぐしでした。