みなさん、こんにちは。おおぐしです。
前回と前々回の記事で、英検2級の筆記試験(1次試験)の対策方法について書かせていただきました。
まだ見ていない方はまずはそちらをご覧ください。
今回は「2次試験対策」について取り扱っていきます!
2次試験対策もやったことがない人にとってはかなり不安要素が大きいと思いますが
以下の方法で取り組んでいただければ合格点は取れるようになると思います。
ではいきましょう!
目次
【受験生必見】英検1級の僕がオススメする英検2級の勉強方法~2次試験対策編~
①英検2級の2次試験ってどんな試験?
まずはじめに、英検2級の2次試験がどのようなものなのか簡単に見ておきましょう。
<英検2級の2次試験の流れ>
- 面接室に入室して、自分のカードを面接官に渡す。その後氏名などの確認。
- 短めの英語長文とその長文の話題に関連した3コマ漫画が載っているカードを渡される
- その長文を20秒黙読⇒声に出して音読をする
- 音読後に4つの質問をされる。(その長文の内容把握ができているか確かめる質問 ⇒ 3コマ漫画の状況説明 ⇒ その長文に関連した自分の意見を述べる質問2題)
- カードを面接官に返却し、挨拶をして終了
こんな感じの流れになります。もっと詳しく見たい方は英検2級のサイトにて、「英検バーチャル2次試験」を受けることができます!(ページ下部に二次試験の欄がありそこにあります!)
とても参考になるのでぜひ一度見ておいてください。
②英検2級の面接対策で気を付けなければならないこと
英語で面接試験となると、なんの滞りもなくコミュニケーションをとれなければ落ちてしまうのではないか、と心配する方もいらっしゃいます。
しかし、そんなことはありません。少し詰まったとしても自分なりの意見をしっかり伝えることができれば十分合格点を取ることができます。
面接では、受け答えのスムーズさ以外にも「アティチュード(態度)」なども点数をつける際に考慮されます。
そのうえでいくつか必ず気を付けておきたいことがあります。それは以下の通りです。
- 面接官の顔をしっかりとみて話すようにすること。
- カードを音読する際はスピードを気にしすぎるのではなく、丁寧にゆっくりと読むこと。
- はきはきと面接官に聞こえるように大きな声で受け答えや音読をすること。
自信がないとどうしても声が小さくなってしまったり、下を向いて話してしまったりしまいがちです。
しかしそれは面接官から見るとやる気がないように見えてしまう可能性が高いです。
上記の3項目に気を付けて練習をして面接に望むことができれば、面接官の人は僕たちのやる気を感じ取ってくれ「アティチュード(態度)」の点数はかなり稼げるでしょう。
これだけでもかなり大きいです。
僕がはるか昔中学生の時に英検3級を受けた際、リスニング力が皆無だった僕は面接官に聞かれた最後の質問が全く分かりませんでした。
それでもなんとか笑顔を保ちつつ「Pardon?」と頑張って何回も聞いたのですが、最後まで全く分からず最終的に
「I don’t know about it. Sorry!」
と一応元気いっぱいに言って面接が終わりました。(今考えたらとてつもなく変な子ですね…(笑))
「終わった…もう一回受験か…」と思っていたのですが、数日後届いていた結果を一応見てみるとなんと「合格」!
何かの間違いじゃないかなと思ったのですが「アティチュード(態度)」のところがなんと満点近く取れていました。
(後のところはお察しですね)
面接中、とにかくはきはきと面接官の顔を見て話すことを心がけていたので、そのおかげでぎりぎり受けることができていたのですね。
これは英検3級時での話なのでここまでひどいとさすがに2級は受からないと思いますが、英検の面接におけるアティチュード(態度)の重要性を実感する出来事でした。
ということで皆さん、面接を受ける際には上記の3項目は必ず守るようにしてくださいね!
③英検2級 2次試験の具体的な勉強法
ではようやく具体的な勉強法に入っていきます。
英検2級の2次試験の勉強にはこちらのテキストが非常にオススメです。
【CD+DVD付】10日でできる! 英検2級二次試験・面接完全予想問題 (旺文社英検書)
英検の過去問題集にも2次試験の過去問題が載っているので、そちらを使ってももちろん良いのですが
この「10日でできる!英検2級二次試験…」の問題集の方が2次試験専用の問題集なだけあり
それぞれの問いで気を付けなければならないことも詳しく載っていますし、問題量が多いところも魅力の一つです。
この本さえしっかり理解できれば、2次試験は問題なく通るはずです。
では、この本に載っている大問ごとの注意点などはしっかり読んで理解しておくとしても、それぞれの解答例はどのように使うのがよいのでしょうか。
よくありがちなものとしては「解答例をすべて暗記しようとする」というものです。
これももちろん一定の効果は出るとは思いますが、量が多すぎて挫折する可能性が高いですし
やった量に対して成果が出にくいのではないかなと思います。
一番現実的な解答例の活用方法としては英作文の勉強法と同様に「自分にとって汎用性の高そうなフレーズを覚えて、それをひたすら使いまわす」ことです。
いつ使えるかわからない表現をむやみに覚えるよりは、自分がどんなタイミングでも使えそうな表現を覚えておく方が効率的だと思います。
「解答例を確認⇒自分の汎用性の高そうなフレーズをチェック・音読して暗記⇒実践演習の時にそのフレーズを使ってみる」
これを繰り返してくれれば、だんだんと口からでてくる英文の量が増えてくると思います。
もちろん、筆記試験の英作文の勉強をした時に覚えた表現を使うのもOKだと思います。
筆記試験で勉強した内容もしっかり2次試験でも生きてくるということですね。
「10日でできる!英検2級二次試験…」だけでは演習量が足りないなと感じた場合は、過去問題集で補ってくださいね。
2017年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
この本で2次試験の勉強をするときにも上記のやり方でOKです。
英作文で覚えたフレーズと今回の2次試験対策で覚えたフレーズを活用すれば2次試験対策はバッチリだと思います。
いかがでしたでしょうか。
英語の面接というととっつきにくいイメージがあるかもしれませんが
勉強を始めてみると意外と楽しいものですよ。
まずは2級の試験をこえていきましょう!きっとできるはずです:)
この記事が少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。
おおぐしでした。
わたしも高校生の時に英検2級受けたんだけど、試験官が最後に手を差し出すから握手かと思ってにこやかに手を差し出したら、そうじゃなくって問題カードを返してくれって意味だったよ
でも受かったよ笑
と、期待はずれな人からのコメントだったと思うけど更新楽しんで!笑