僕はこれまで書かせていただいた記事の中で何度も
ということをお伝えさせてもらっています。
英語の勉強は、どうしても文法や単語の暗記の側面にばかりフォーカスされてしまいがちですが
そういった見方から少し離れてみて、英語を純粋に一つの遊び道具のように見なせると英語学習がもっと楽しいものになるのだと思います:)
というわけで今回は、いつもやっている「日常英単語」シリーズより
【クイズ形式で確認】楕円って英語で?いろんな図形の英語 初級編 まずは押さえたい10選
をお届けします。
以前のシリーズを見たことがない方はこちらもぜひご覧ください。
今回もクイズ形式でお届けします。
ではいきましょう!
【クイズ形式で確認】楕円って英語で?いろんな図形の英語 初級編 まずは押さえたい10選
まずはクイズに答えてみよう!
では、いまから日本語を10つ出しますので
知っているものは自分で答えてみてくださいね。
ではいきます。
以下の日本語を英語に直しましょう。
- 三角形
- 四角形
- 円
- 楕円
- 正方形
- 長方形
- 平行四辺形
- ひし形
- 台形
- 立方体
いかがでしたか?
では答えの方を見ていきましょう!
①三角形
三角形は英語で
と言います。
日本語でも「トライアングル」という楽器がありますが、あれも「三角形」ですよね。
そこからイメージがつきやすいのではないかなと思います。
ちなみに英語で「tri」は「3」の意味を表します。
このように接頭辞で数を表すものは英語において数多く存在します。
たとえば「bi」は「2」の意味を表しますよね。
「bicycle⇒自転車」や「binary ⇒2の・2進法の」の中にもしっかり「bi」が入っていますね。
また機会があればこのことについても扱いたいと思います。
また「angle」の部分ですが
angleという単語は以下のような意味になります。
angle
- 角(かく)・角度
- 立場・見方
- 隅・角(かど)
つまり「triangle ⇒ 3つの角(かく)を持ったもの ⇒ 三角形」ということなんですね!
意外とシンプルに覚えられそうですよね。
②四角形
四角形は英語で
といいます。
「quadrangle」に関しても「triangle」の時と同じように
「quadr」の部分に「4」という意味が含まれています。
そしてangleは「角(かく)」という意味ですよね。
つまり「quadrangle ⇒ 4つの角(かく)を持つもの ⇒ 四角形」といういう成り立ちになっています。
意外と聞かない単語なので今のうちに覚えてしまいましょう!
③円
円は英語で
といいます。
日本語でも「サークル」というカタカナ英語がありますが
基本的に「同好会・集まり」といった意味で使われることが多いように思われます。
英語での「circle」はもちろん「集まり」のような意味で使われることもありますが
「円・演習・輪・循環」などといった意味でも使われます。
でもよくよく考えてみると、これらの意味はすべて「ぐるぐる回っている」というイメージがありますよね。
集まりという意味も何かの話題などを中心にそれを取り囲むようにぐるぐる人が回っているイメージがあるのでしょう。
こういう風に、イメージで英語をとらえておくとただの丸暗記にならずに生きた英単語として記憶することが出来るのでとてもおすすめです。
英単語を覚えるときにイメージを思いうかべる癖をつけておくと後々非常に役立つはずです:)
少し話題がそれましたが、「circle ⇒ ぐるぐる回るもの ⇒ 円」という風に覚えておきましょう。
④楕円
楕円は英語で
といいます。
なかなか聞きなれない単語かもしれませんが「oval」には以下のような意味があります。
oval
- (名詞)卵型・長円状のもの・楕円
- (形容詞)卵型の・長円状の・楕円上の
これを見ると、ovalが「卵の形」を連想させるものなのだと分かります。
だから楕円を意味するのですね。
イメージで覚えておくとするとovalの「o」の綴りから「卵の形」のイメージを連想できるようにしておくと
よいと思います。
⑤正方形
正方形は英語で
といいます。
「square」は「正方形」以外にもいろいろな意味がありますが、まず覚えておきたいのは以下のものです。
square
- (名詞)正方形
- (名詞)(四角い)広場
- (名詞)(数学用語の)平方・2乗
- (形容詞)正方形の
- (形容詞)直角の
- (形容詞)平方の
大学受験の生徒さんを指導させていただいているとき、よく見るのは
「正方形」「(四角い)広場」「平方」の意味です。
これを機会にぜひ覚えてみてくださいね!
⑥長方形
長方形は英語で
といいます。
rectangleの「rect」の部分ですが
「rect」には「正しい・まっすぐの」というような意味があります。
つまり「rectangle = 正しい(まっすぐの)角度を持つもの」という意味です。
これはなかなかイメージがつきにくいですので、頑張って覚える必要性があるかもしれません(汗)
「rect = 正しい・まっすぐの」はいろいろ使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
⑦平行四辺形
平行四辺形は英語で
といいます。
parallelogramの「parallel」の部分ですが
「parallel」には「平行の・類似した」というような意味があります。
また「gram」の部分には「図形・書かれたもの」という意味があります。
つまり「parallelogram = 平行している図形 = 平行四辺形」となるのですね。
「平行している図形なんだな」というイメージをつかんで覚えてしまいましょう!
⑧ひし形
ひし形は英語で
といいます。
rhombusとdiamond、多少のイメージの違いはあるようです。diamondはいわゆる「ダイアモンド」のような形の図形を指すので
極端につぶれすぎていたり、逆に広がりすぎていたりするものはあまり指さないよう感じもあるようです。
rhombus(ゥランバス)の方が数学的にひし形を表す場合に使う言葉で、diamondの方は普通に使えるひし形というイメージです。
しかし、両者の違いをそれほど気にする必要もないでしょう。
とりあえず、ひし形が覚えにくい人は「diamond」から覚えてしまうようにしましょう。
⑨台形
台形は英語で
といいます。
それぞれ「trapez」の部分に「台」というイメージがあり「台形の形」という意味になっているのですね。
また、非常にややこしい話なのですが
アメリカでは「trapezoid = 台形」ですが、なんとイギリスで台形を意味する「trapezium」はアメリカで「不等辺四角形」という意味で使います。
逆にイギリスでは「trapezium = 台形」ですがなんと「trapezoid = 不等辺四角形」の意味で使います!
非常にややこしいので、とりあえずは「そんなこともあるんだな~」くらいでとらえておくようにすればOKです:)
⑩立方体
立方体は英語で
といいます。
cubeは「ルービックキューブ」からも「立方体」であることが連想しやすいと思います。
最近はロッテのガムで「my cube」というのも出ていますが、それも立方体の形をしています。
角砂糖は「立方体の砂糖」のことですが、英語ではそのイメージのまま「sugar cube」といいます。
cubeは以下のような意味もあるので合わせて覚えておきましょう。
- (名詞)立方体・立方体状のもの
- (名詞)立法・3乗
- (動詞)~を3乗する
- (動詞)~をさいの目に切る、サイコロ状に切る
いかがだったでしょうか。
意外と知っている単語で表しているものも多くて驚いたのではないでしょうか。
このように自分が知っている単語が思わぬ意味を持っていることも多々あります。
これも英語学習の面白いところですよね!
この記事が少しでも皆さんのお役に立ては幸いです。
それでは、おおぐしでした。