英語のスピーキングならここからはじめよう!~おすすめ英語スピーキング本&アプリ3選

みなさん。こんにちは。おおぐしです。

英語というと、皆さんはどんなことをイメージしますか?

「英語は単語をいっぱい覚えて、文法もしっかりやって…」

とか

「とにかく難しい文章をたくさん読んで…」

などのイメージが一般的だと思います。つまり「リーディング」が中心に考えられていることが多いです。

もちろん、リーディングも英語においてすごく大事だと思います。僕も英語を読むことは大好きです。

しかし、英語、ひいては言語をやる上で一番大事なことって

「相手の話を理解、自分の思いを誰かに伝えること」

だと思うんです。つまり、リスニングスキルとスピーキングスキルです。

日本で英語を勉強していると、このことを忘れがちになってしまうんですよね。僕も日本で英語を勉強してきたので、なかなか「リスニング・スピーキング能力の育成」というところになかなか意識がいきませんでした。(僕は恩師との出会いで、どうにかこの部分を変えていくことができたと思います。)

リスニングはまたの機会にお話しをするとして、スピーキングに関しては僕自身も陥ってしまっていたある落とし穴があります。

それは「文語並みの難しさの文章をすらすら話せないとダメだ」ということです。

でも実はこれは逆で「簡単な単語をシンプルに、無理なく使って話していく」ことの方が会話において大事なことが多いんです。

そこで今回は、まずは自分で発信していくための「スピーキングスキル」をつけることに役立つおすすめのスピーキング本をご紹介します!

英語のスピーキングならここからはじめよう!~おすすめ英語スピーキング本&アプリ3選~

“スピーキング”のための音読総演習 (即戦Navi)


“スピーキング”のための音読総演習 (即戦Navi)

  • 値段:1620円
  • 出版日:2017年4月18日
  • 出版社:桐原出版
  • 著者:横山カズ

最近では、東進の英語合宿や学びエイドで活躍されている現役同時通訳者の横山カズ先生の著作になります。「パワー音読」と呼ばれる独自のメソッドをお持ちの方で、スピーキングレベルで言うと最高レベルの力の持ち主の方です。

<対象>

中学生~大人まで

<良いところ>

  1. 中学生の間から使えるようなやさしい例文が多数載っている
  2. 音読のやり方が非常に詳しく書いてあり、実践しやすい
  3. 発音記号に頼らない独自の発音のコツ解説がある
  4. 1ページ当たりの量が少量に抑えられているので、毎日継続してやりやすい。

<注意点>

  1. ある程度話せる、という方は物足りなさを感じるかもしれない。(その場合②の本から始めるのがおすすめ)

この本の良いところは、一部の文法事項を除いては中学生でもわかるような文章から始まっているところです。
実は、スピーキングの練習を始めるときについついやってしまうのが、自分が話せるレベルをはるかに超えた本を選択してしまうことです。
(そう言っている僕自身が、これをやってしまい長続きしない時期がありました…)
この本はそこをしっかりと踏まえて、誰がスピーキングをやるにあたっても絶対に押さえたいレベルからはじめてくれています。

またカズ先生流の発音のコツもわかりやすく書いてあるところも、非常に助けになると思います。

CDもしっかりとついているので、発音記号が分からない!」という方にもおすすめできる教材です。

僕は教えている方にスピーキング本のアドバイスを求められたら、まずはいつもこの本をおすすめすることにしています。

CD-ROM付 最強の英語独習メソッド パワー音読入門


[音声DL付]最強の英語独習メソッド パワー音読入門

  • 値段:1620円
  • 出版日:2015年6月10日
  • 出版社:アルク
  • 著者:横山カズ

再び、横山カズ先生の著作からの紹介です。①で紹介した本では少し物足りないという方はこの本から始めるとよいと思います。

<対象>

高校生~大人まで

<良いところ>

  1. 普通の例文集と違った、実用的かつ面白い例文が豊富にある
  2. 音読のやり方が非常に詳しく書いてあり、実践しやすい
  3. 1つの文法事項が同じ例文の中に繰り返し出てくるので、定着しやすい
  4. 最初に横山カズ先生のヒストリーが書いてあり、英語学習の励みになる

<注意点>

なし


再度、横山カズ先生の著作からの紹介になります。

先ほどの本よりは少しレベルの上がった例文が記載されています。この内容が話せれば、正直に言って日常で話すことに関しては大丈夫!と言ってしまってよいのではないか、と思えるくらいに汎用性が高い文章が多いです。

また、横山カズ先生の著作はすべてそうなのですが、本人が同時通訳者ということで例文がとにかく面白く実践的です

スピーキングの本って、いかにも「例文」といったような無味乾燥な文章が多かったりすることも事実なのですが、

この本では、僕たちの感情が言葉とリンクするような場面設定の例文になっているんです。

スピーキングの練習をする際には自分の感情とリンクした表現を気持ちを込めて読むことがすごく大事なのでこれは非常に貴重なことなんです。

例文のタイトルをいくつか挙げると、「グズグズ癖を言い訳」「残業の愚痴をこぼす」「飲料水を買わない理由を力説」などなど…。

これらのタイトルを見ただけで、なんだか読んでみたくなりませんか?

ちなみに、この本が難しいという方は横山カズ先生の本をもっと読みたくなったり

カズ先生のヒストリーをもっと知りたいという方はこちらもおすすめです!

ちなみに僕は全部持っています(笑)

 

Real英会話(アプリ)

気になる方はこちら

  • 値段:480円
  • 開発:LT Box Co., Ltd.

最後はアプリの紹介になります。これは本ではないのですが、あまりにもサービスとして素晴らしいのでここで紹介させていただきます。

<対象>

中学1年生~大人まで

<良いところ>

  1. 1つあたりの量が少ないので気軽に続けることができる
  2. タップすればすぐにネイティブの音声を確認できるので、発音も安心
  3. 自動繰り返し機能があるので、流しているだけでリスニングのトレーニングにもなる
  4. お気に入り機能があり、自分だけのお気に入り表現集を作ることができる

<注意点>

なし


スピーキングに関しては、いろいろなアプリが出ているとは思いますが正直このReal英会話に勝るスピーキングアプリは

今後出てこないのではないか、と思えるほどにクオリティが高いです。

例文音声を自動で繰り返してくれる機能」や自分が気に入ったフレーズをストックしておくことができる「お気に入り機能」など

アプリであることのの特性を生かし切った素晴らしいスピーキング練習ツールになっています。

また、個人的に気に入っているのは音声を録音している方のなり切り具合!(笑)「こちらも同じくらいの気持ちで音読せねば!」という気持ちにさせられます。

とにかくすべてに配慮が行き届いた、素晴らしいアプリになっています。おすすめです。


いかがでしたでしょうか。

以上の3選が僕のおすすめのスピーキング教材になります。

ご紹介したものにさえ取り組んでいただければ、楽しく、かつより実践的なスピーキング学習を行うことができると思います。

ほかのものや難しいものに手を出しすぎず、上記に載っているものをやるだけでもかなりのスピーキング力がつくことは間違いないありません。

たくさんのものをやりすぎたり、難しいものをやるのではなく、少なかったり読むのは簡単であってもそれを濃くやっていく方がより使える表現が増えていく感覚が生まれ、スピーキング練習継続の強い動機付けになると思うんです。

この記事が皆さんのスピーキング学習の助けになれることを祈っています。

おおぐしでした。

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