adaptとadopt??そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.1

 

「似ている英単語が整理できずに全然覚えられない!」

みなさんはこんな経験ありませんでしたか?

生徒さんでもよくこんな感じではじめのうちから壁にぶつかってしまう方もいらっしゃいます。

 

生徒さんA
よし!今日も頑張って英単語覚えていくぞ!

今日の最初の英単語は「adapt」か。

「adapt to~」で「~に適応する」か…。ふむふむ。

 

~しばらく英単語をやっていて~

 

生徒さんA
よし!じゃあ次の単語は…「adopt」

あれ?さっき同じ単語で出てきたような気が…

ページ戻って確認しよっと…。

・・・・・・あ!あった!こっちは「adapt」か…!

じゃあ「adopt」の意味は何だろう?

adoptの意味は「~を採用する・~を養子にする」か。

うーん、似すぎだよ…難しい…もう心が折れてきた…。

 

僕が受験生の頃も、もちろん英検を受けたときも

見た目が似ている英単語、いわゆる「そっくり英単語」を分けて覚えるのは

非常に苦労しました。

似ている英単語のリストを書き出して、地道に覚えていた記憶があります…。

というわけで今回は、受験生や資格試験を受けられる方向けに

見た目が似ている英単語まとめとして

「そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.1」

をお届けしたいと思います!

そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.1

似ている単語をやる前に覚えておいてほしいこと

似ている英単語を覚えていくときに、かならず注意してほしいことが2つあります。

それは以下の2項目です。

  1. それぞれの用法をしっかりと確認すること。
  2. 自分なりに無理やりでもいいので意味の違いを思い出せる記憶のフック(とっかかり)を作ること(片方だけでも良い)

①に関しては、例文などを見てその単語の使われ方を確認してほしいんです。

例えば、以下のようなことです。

  • その単語が動詞であれば、自動詞なのか他動詞なのか。
  • セットになりやすい語句(特に特定の前置詞がついてくる場合)

これをしておくだけで、意味の違いも明確となり覚えやすくなるはずです。

②に関しては、自分なりに意味の識別方法を考えておくことで

ド忘れしてしまった時でも、冷静に思い出すことができると思います。

片方だけでも記憶のフックを覚えておけば、もう片方は自動的に意味が絞られるので片方だけでも考えてみましょう。

もちろん、この記事でも僕なりに考えた記憶のフックをお伝えできる分だけさせていただこうと思っております。

① adopt VS adapt

<adopt [ədɑ́pt|ədɔ́pt]>

[意味]

~を採用する/~を養子にする

[例文]

We adopted a comprehensive approach to make our dream happen.

(我々は夢を実現するために、ある包括的なアプローチを使った。)

[覚え方のコツ]

「o」を引っ掛かりにしましょう。

何かを人間が採用するときには「お~~!すごい!」と思うから採用しますよね?

この「お~~!」と「o」の綴りを関連づけて覚えましょう!

※ちなみに「opt」には「選ぶ」という意味があります。「option(選択)」という単語からも想像できますよね。

<adapt [ədǽpt]>

[意味]

(adapt to Aの形で)Aに適応する / (adapt A to Bの形で)AをBに適応させる。

[例文]

Tom will adapt himself to the new environment soon.

(トムはすぐに新しい環境に慣れるだろう。)

[覚え方のコツ]

adoptを先に上記の覚え方で覚えてもらい

もう片方と整理しておけば混ざらないはずです。

② curve VS curb VS carve

<curve [kə́ːrv]>

[意味]

(名詞)曲線/カーブ

(動詞)曲がる・曲線を描く/ ~を曲げる・カーブを投げる

[例文]

The road makes a tight curve there.

(その道路はそこで急カーブしている。)

[覚え方のコツ]

「u」と「v」を引っ掛かりにしましょう。

「u」の形からは「なだらかな曲線」がイメージできますし、「v」の形からは「急カーブ」のイメージができます。

それを引っ掛かりにして覚えましょう!

<curb [kə́ːrb]>

[意味]

(動詞)~を抑制する・抑える / 歩道に縁石をつける

(名詞)抑制 /(歩道の)縁石

[例文]

This country is trying to curb air pollution in many ways.

(この国はいろんな方法で大気汚染を食い止めようとしています。)

[覚え方のコツ]

「b」を引っ掛かりにしましょう。

「b」の左部分を盾のようなイメージ・右の丸の部分を人だとイメージしてください。

そこから人が盾のようなものを使って、何かを「抑えよう」としてるイメージを持ちましょう。

<carve[kɑ́ːrv]>

[意味]

(動詞)~を彫る・彫刻する

[例文]

I carved a statue from marble yesterday.

(昨日、私は大理石から彫像を作った。)

[覚え方のコツ]

先に、curveとcurbを覚えてしまうようにしましょう。

それ以外は「~を彫る」だと覚えておけば、識別には困らないと思います!

③ blow VS brow

<blow[blóu]>

[意味]

(名詞)強打・一撃/(風邪などの)ひと吹き

(動詞)(風が)吹く・~を吹き飛ばす

[例文]

I beat him at one blow.

(私は一撃で彼を倒した。)

[覚え方のコツ]

「l」(エル)の綴りを使いましょう。l(エル)は1(いち)とよく似ています。

あいつに「1発食らわしてやる」と言ったりしますよね。

そこからl(エル)⇒1」のイメージを連想して」

「1発打撃を食わらせる」という感じでつなげて覚えてしまいましょう。

<brow[bráu]>

※発音注意!「ブロウ」ではなく「ブラウ」です!

[意味]

(名詞)眉毛(=eyebrow)・額

[例文]

His bushy brows accented his face.

(毛深いまゆ毛が彼の顔の特徴だった。)

[覚え方のコツ]

先にblowを整理してから覚えるようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。

このように似ている英単語を整理して

自分なりに意味の違いを思い出せる記憶のフックを作っておくことで

ただむやみに覚えるよりも

楽しく、効率的に覚えられますよね。

この続きはまた今後の記事で取り扱いたいと思います!

この記事がすこしでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

おおぐしでした。

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