高校からの英文法の壁をこえよう~中学英語から脱却するおすすめ参考書3選!

みなさん、こんにちは。おおぐしです。

いきなりですが、中学から高校に上がった時に

みなさんはこんな経験をしませんでしたか?


中学段階まで →「英語は割と得意!授業聞いて、教科書を覚えればテストもいい点数がとれるし!」

高校生初期 →「高校に入ってからいきなり難しい文法事項が増えたし、なんかよくわからなくなってきた…分詞までは分かったけど…分詞構文ってなに…?もうついていけない…もう英語いやだ…」


この気持ち、めちゃくちゃわかります…。なぜなら僕もまったく同じような感じでどんどん英語が苦手になっていったからです(-_-;)

高校に入った段階での英文法ってやたらと難しく感じるんですよね。(実際、覚えることが膨大に増えるのは確かです。)

でも、僕の場合はこの状態に陥っているときにアドバイスをしてくれる人がいなかったので、分厚い英文法を何度読んでも理解することができず、挫折…そして僕はそのまま高校3年生までその状態を放置することになりました…

(僕の歴史的なものはこちらで)

いま思い返してみると「あの時、適切なアドバイスをしてくれる人がいたら英語にもっと早い段階で慣れ親しむことができただろうな」と感じます。

というわけで、今回は「高校からの英文法~中学英語から脱却するおすすめ参考書3選」をお届けします!

高校からの英文法~中学英語から脱却するおすすめ参考書3選

①「大岩のいちばんはじめの英文法 【超基礎文法編】 (東進ブックス 名人の授業) 」

※注意:「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」であり【英語長文編】ではないです。似ているので気を付けてください!

※気になる方はこちら

  • 値段:1080円
  • 出版日:2014年2月28日
  • 出版社:ナガセ(東進ブックス)

有名な大岩先生の本です。中学から高校のレベルへ引き上げるのが非常にうまい先生だと思います。

<対象>

中学三年生~高校生

<良いところ>

  1. オールカラーで見やすくてやる気が出る
  2. 名詞、形容詞、副詞がどういった役割をするかから丁寧に説明してくれる
  3. 難しすぎるところは省いてくれている。(シンプルな説明で完結している)

<注意点>

  1. 各文法事項の中でも難しい部分は省いているので、網羅性はそんなに高くない。最初の1冊に使いたい一冊。
  2. 前置詞・否定・省略・倒置など、扱ってない分野がある。(ここもまずは基本分野に集中させるためだと思われます。)

この参考書のいいところは、なんといっても【品詞とは何か】を丁寧に、かつくどくない程度に説明してくれているところです。

中学校までは品詞を意識させられることが少ないのに、高校で急に「これが名詞だ、副詞だ、形容詞だ」という説明をされるため

パニックに陥ってしまう人が非常に多いんですよね。ここがわかるようになっているところが素晴らしいと思います。

全体的に、オーソドックスで分かりやすい説明になっているので誰にでもおすすめできる参考書です。

ただ、上記の通り網羅性はないので難関大を目指す方や、もっと先の学習をしていきたい方は違う参考書に進む必要があると思います。

また,それ以降に進めたい本に関しては別の記事で取り上げさせていただきます。

 

②「深めて解ける! 英文法 INPUT (大学受験Nシリーズ)」

※注意:「深めて解ける!英文法INPUT」の方です!「深めて解ける! 英文法 OUTPUT」という参考書もあるので気を付けてください。

気になる方はこちら

  • 値段:1826円
  • 出版日:2014年10月14日
  • 出版社:学研教育出版

河合塾の有名講師、成川先生の参考書です。成川先生の参考書はいつも出し惜しみ感がなく誠実さを感じます。

<対象>

高校1年生~3年生

<良いところ>

  1. オールカラーで、レイアウトにゆとりがあり見やすい
  2. 各文法事項を、ただの暗記ではなく「なぜそうなるか」まで踏み込んで説明をしてくれる。
  3. 分量が豊富で、これ一冊で高校英文法の内容をほぼ網羅できる

<注意点>

  1. とっても分厚い(大岩先生の参考書と比べると2~3倍の厚さ)ので持ち運びが大変
  2. 量が多いため、一周するのに少し時間がかかる。

この参考書のいいところは、英文法の【どうしてそうなるの?】というところにまで踏み込んで説明してくれるところです。

英文法って「暗記ばかりだ!」というイメージがとっても強いと思うのですが、そんなイメージ根底からを覆してくれる参考書です。

「英語って暗記ばかりでつまらない!」と思っている方にぜひ手に取っていただきたい参考書です。

 

③「渡辺の基礎から受験までとことんわかる英文法 上・下 (東進ブックス 名人の授業)」

気になる方はこちら

  • 値段:1404円(上下2冊で2808円)
  • 出版日:2011年10月28日
  • 出版社:ナガセ(東進ブックス)

東進の人気講師、渡辺先生の著作です。

<対象>

高校1年生~3年生

<良いところ>

  1. オールカラーで、章ごとに黒板形式でまとめがあってわかりやすい
  2. 先生との対話形式で進んでいくので、テンポよく進めていける。
  3. 先生が所々で励ましてくれるので、やる気が出る。

<注意点>

  1. 成川先生の本と比べると暗記色が強い。
  2. 2冊買わないといけないので、値段が高くなってしまう。

この参考書の一番のポイントは、「対話形式で説明が進んでいく」というところ。読んでいて、授業を受けているような気持ちになります。

また渡辺先生が、ポジティブな言葉で、時には叱咤激励もしてくれることによってやる気をうまく継続できます!(笑)

基礎事項の説明なのに、例文がやたらと難しくなってしまっている参考書も時々あるのですが

この参考書は例文も基本的な単語で作ってくれているので、英文法の学習に集中することができます。


いかがでしたでしょうか。

以上の参考書3選が僕が高校生の頃に出会いたかった英文法の参考書になります。

あとは、実際に書店で見比べてみて、自分が一番好きそうなものを選んでくださいね。

実はこれらの解説本を読んだ後に、それに合わせて問題集を解くのが良いです。しかし長くなるので

また次回以降に書かせていただきますね。

みなさんの英文法学習が少しでもスムーズになることを祈っています!

おおぐしでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です