以前の記事で
【クイズ形式で確認】キッチン(台所)用品の英語を覚えよう!初級編 絶対に覚えておきたい15選
【クイズ形式で確認】キッチン(台所)用品の英語を覚えよう!中級編 これが言えると便利な10選
をお届けしました。
そちらを見ていない方は、まずはそちらからご覧ください。
さて、もうこのシリーズもいよいよ第3回目ということで
最終回となりました。
今回は
【クイズ形式で確認】キッチン(台所)用品の英語を覚えよう!上級編 選りすぐりの10選
をお届けします!
キッチン用品はいっぱいあるので、あげだしたらきりがないところはあるのですが
その中でも僕たちがよく使うもので意外と言えないものを今回も取り上げていきますね。
ではいきましょう!
目次
【クイズ形式で確認】キッチン(台所)用品の英語を覚えよう!上級編 選りすぐりの10選
まずはクイズに答えてみよう!
では今から日本語を10つ出しますので
知っているものは自分で答えてみてくださいね!
ではいきます。
以下の日本語を英語に直しましょう。
- タッパー
- 食器洗い機
- 換気扇
- 調味料
- 魔法瓶
- はかり
- ふるい
- しゃもじ
- 蒸し器
- 三角コーナー
いかがでしたでしょうか?
さすがにあまり見たことがないな~と思うものも多かったかもしれませんね。
ではひとつひとつ確認していきましょう!
①タッパー
タッパーは英語で
「plastic container」・「tupperware」「Ziplock」
といいます。
最も一般的なのは「plastic container」です。「container」が「入れ物」という意味を指すのでcontainer単体でも使えます。
日本語の「コンテナ」はこの「container」からきています。
実際containerはコンテナの意味で使うことが出来ます。
containerというのは「contain(動詞)+er」で出来上がった形ですよね。
containという動詞は「~を含む、含有する」という意味で使われるものですが
それがerがついて名詞になって「ものを含むもの」⇒「入れ物・コンテナ」というようになりました。
また、「Tupperware」や「Ziplock」に関しては
会社名や商品名がそのまま転用されて使われるようになりました。
日本語でもプラスチックの容器や袋のことをそのまま商品名で「ジップロック」と呼んでいますよね。
あのような感じで使えるということだと思っていただければOKです。
「多いと混乱する!」という方は「plastic container」だけ覚えておくことにしましょう。
②食器洗い機
食器洗い機は英語で
「dishwasher」
といいます。
dishが「お皿」を意味し、washerは「wash(~を洗う)+er」で生まれた単語ですから
dishwasher = お皿を洗うもの=食器洗い機
になっているわけですね。
使い方の例としては
(ex) Put the dishes in dishwasher.
(食器洗い機の中にお皿を入れて。)
訳:僕にチーズを下ろさせて。
といったような感じになります。
ちなみにお皿にもいろいろな種類があるので
食器やお皿シリーズの英語も近々取り上げさせていただこうと思っています。
楽しみにしていてくださいね!
③換気扇
換気扇は英語で
「ventilating fan/exhaust fan/fan」
といいます。
まだまだ言い方はあるのですが、話す際にはこのくらい覚えておけば十分だと思います。
まず「fan」についてなのですが、「fun」と混同しやすいので注意してください
- fan : ①扇風機・うちわ・送風機 ②(スポーツなどの)ファン
- fun : ①楽しみ・面白さ ②面白いもの(人)
今回の換気扇は、送風機的なものですから「fan」になりますよね。
さらに「ventilating」についてですが、これは「ventilate:~を換気する」という単語のing形です。
つまり「ventilating fan=換気をするための送風機⇒換気扇」となるわけですね。
また「exhaust」は動詞で「~と疲れ果てさせる・使い果たす」という意味がありますが
その「使い果たす」というイメージから「中身のものを抜く」というイメージにつながり
「~を排出する」という意味でも使われます。
そこから考えていただくと分かりやすいと思うのですが、名詞で「排出・排気ガス・排気口」の意味でも使われます。
つまり「exhaust fan=排出するための送風機=換気扇」となるわけですね。
仕組みが分かれば非常にシンプルですよね!
④調味料
調味料は英語で
「seasoning」
といいます。
seasonというと名詞で「季節」という意味がよく知られていると思うのですが
実は動詞の用法もあり「~に味付けをする・風味を足す」というような意味があります。
以下のような使い方をします。
(ex) I seasoned the beef to your taste.
(この牛肉はあなたの好みに合うように味付けしました。)
つまり「seasoning=風味や味をつけ足すもの=調味料」ということなんですね。
seasonの動詞の用法は入試や資格試験にも意外と出てくるので覚えておきましょう!
⑤魔法瓶
魔法瓶は英語で
「thermos」
といいます。
これも、実は商品名からそのまま定着した語句の一つになります。
イメージの仕方としてはthermosに注目すると
「thermo」という綴りがあるのが分かりますよね。
「thermo」というのは英語で「熱」という意味を表す接頭語です。
魔法瓶というのは温度をそのまま一定に保ってくれるもののことですから
「熱」というthermoと関連付けるとイメージが湧きやすいかもしれません。
⑥はかり
はかりは英語で
「scale」
といいます。
これは日本語でも、カタカナ英語で「スケール」と言ったりしますので
わかりやすいのではないかなと思います。
英語のscaleはいろんな使われ方をするので以下にまとめておきますね。
scale
(名詞)①規模・スケール ②尺度・基準 ③ものさし、定規 ④はかり・てんびん ⑤うろこ・鱗粉
(動詞)①~を見積もる ②~を測定する ②~をはかりで量る ④~のうろこを落とす
scaleは「はかり」という意味だけではなくたくさんの意味があるんですね!
⑦ふるい
ふるいは英語で
「sieve」「sifter」
といいます。
sieveは一般的な「ふるい」の意味で使うことができ、幅広いふるいのことを指すことが出来ます。
sifterは主に「小型のふるい」を指して使うのが一般的です。
心配な方は「sieve」の方を使っておけば問題はないと思います。
sieveは動詞でも「~をふるいにかける」という意味があります。
sifterも、もともとsiftという動詞があるのですがsiftも「~をふるいにかける」という
意味で使うことが出来ます。
ではsieveの使い方の例を見ていきましょう。
(ex)First, put them through a sieve.
(まず初めに、それをふるいにかけておいてください。)
※put(pass) ~ through a sieveで「~をふるいにかける」
あまり見慣れない単語かもしれませんが、これを機に覚えてしまいましょう!
⑧しゃもじ
しゃもじは英語で
「sieve」「rice scoop」「rice ladle」
といいます。
そもそも、しゃもじというのは日本独自のものなので
「shamoji」と言えるのですが、それでは伝わらないことが多いため
違う言い方にしておいた方が伝わりやすいと思います。
scoopは名詞で「①薄いシャベル ②スクープ」動詞で「①~をすくう」「②~を出し抜く、特ダネを出す」
といった意味で使われるものです。
ladleは「おたま」意味でしたよね。
つまり「rice scoop=お米用のシャベル=しゃもじ」となり
「rice ladle=お米用のおたま=しゃもじ」となるんですね。
こういった日本独自のものをどうやって英語で表現できるかということを考えるのも
面白いですよね!
⑨蒸し器
蒸し器は英語で
「steamer」
といいます。
英単語のsteamはカタカナ英語でも「スチーム」と言ったりするので
なじみがありますよね。
steamは名詞で「蒸気・湯気」 動詞で「~を蒸す、~をふかす」という意味で
使われます。
つまり「steamer = 蒸してくれるもの = 蒸し器」ということなんですね!
これは非常にわかりやすいですよね:)
⑩三角コーナー
三角コーナーは英語で
「corner trash bag」
といいます。
これもしゃもじの時と同様
もともと英語には日本のような「三角コーナー」を意味する単語がないので
「三角コーナー」を意味するようにいくつかの語句を組み合わせて言う必要があります。
いろいろな言い方あると思うのですが
僕は「corner trash bag」と言うようにしています。
理由は「非常にわかりやすいから」です。
直訳すると「角にあるゴミ袋」となります。
ちゃんと三角コーナーの内容を伝えていますよね。
このように対応する英語がない場合は、調べてみて自分が一番しっくりくるものを
使うのがよいと思います!
いかがでしたしょうか。
3回にわたる「台所(キッチン)用品の英単語シリーズ」もついに終わりとなりました。
全部で合わせて35個あるので、これを覚えるだけでもかなり役に立つと思います!
ぜひできるだけ覚えて語彙力をアップしてみてくださいね。
それでは、おおぐしでした。
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