こういわれると答えに詰まってしまう人は意外に多いのではないでしょうか。
以前の記事で、入試や資格試験などでかなり英語ができる生徒さんでも
日常的な英単語を聞かれたときに答えに詰まってしまうことは意外によくあるという話を
させていただきました。
よろしければこちらもご覧ください。
普段、日常的にやっていることでも英語となると
意識しないとなかなか言えるようにならないんですよね。
というわけで今回は
「意外と言えない!英語で足し算・引き算・掛け算・割り算の言い方を覚えよう!」
をお届けします。
今回もクイズ形式でお届けしますので、まずはどれだけわかるか自分で考えてみてくださいね。
目次
【クイズ形式で確認】「-3」は英語で?英語で足し算・引き算・掛け算・割り算の言い方を覚えよう!
まずはクイズで確認しよう
- 以下の言葉や式を英語に直してみてください。
- 足し算
- 3+5=8
- 引き算
- 5-3=2
- 掛け算
- 3×5=15
- 割り算
- 15÷5=3
- -3
- 3-(-3)=6
①足し算について
足し算は英語で
「addition」
と言います。
※addiction「中毒」と似ているので気を付けてくださいね!
addは「~を加える」「~を足す」という意味の動詞で、それに「ition」をつけものが「addition」ですね。
では②の「3+5=8」はどうでしょうか?
英語で「3+5=8」は
「Three plus five equals eight.」
または
「Three and five equals eight.」
と言います。
「足す」を意味するもので使いやすいのが「plus」と「and」だと思います。
このまま流れで覚えても全然OKなのですが
あえて文法的な説明をするならば
plusはこの場合前置詞として使われていて
Three <plus five> equals eight.
(plus fiveという「前置詞+名詞」のカタマリがThreeにかかっています。)
という構造となっています。
equalは「~と等しい」という意味の動詞です。
andは接続詞で「A and B = AとB」という意味のカタマリを作っているだけですね。
ちなみにequalの部分を「is」や「make」に変えてもOKです。
- Three and five is eight.
- Three plus five makes eight.
というような感じですね。
混乱してしまう!という方は
とりあえず「equal」だけを使っておけば全く問題ないと思います:)
では次に行きましょう!
②引き算について
引き算は英語で
「subtraction」
といいます。
subtractは「~を引く、減じる」という意味を表す動詞です。それに「ion」をつけたのが「subtraction」ですね。
では「5-3=2」はどうでしょうか?
英語で「5-3=2」は
「five minus thee equals six.」
「引く」もいろいろな言い方があるのですが、その中でも「minus」が一番使いやすいと思います。
minusもplusの時と同様に前置詞として使われています。
当然、引き算の場合も「equal」を「is」や「make」に直すことが可能です。
- Five minus three is two.
- Five minus three makes two.
また、少しややこしくなりますが
「minus」の代わりに「take away」や「from」を使うこともできます。
- Five take away three is two.
- Three from five is two.
take awayはminusと全く同じ使い方をすると思っていただいてかまいません。
文法的にはおかしいように思えるかもしれませんが、これはフレーズとして覚えてしまってくださいね。
fromを使う場合は少し注意点があります。
fromで「A-B」を表す場合「B from A」という今までとは逆の語順で書かなければいけないということです。
fromは「from ~」で「~から」という意味を表す前置詞ですから、上の例で考えると
Three <from five> is two.
⇒「5から3(引いたもの)は2です。」
というような感じでとらえておくとよいかもしれません。
とにかく一番はじめのうちは
「minus」か「take away」で覚えておくのがよいと思います。
③掛け算について
掛け算は英語で
「multiplication」
といいます。
multiplyは「~掛ける、増やす」という意味を表す動詞です。それに「cation」をつけたのが「multiplication」ですね。
では「3×5=15」はどうでしょうか?
英語で「3×5=15」は
「Three times five equals fifteen.」
といいます。
「掛ける」もいろいろな言い方があるのですが、その中でも「times」が一番使いやすいと思います。
timesの品詞を考えてもよいのですが、そのまま「×」と同じ意味でとらえていった方が楽だと思います。
掛け算の場合も「equal」を「is」や「make」に直すことが可能です。
- Three times five is fifteen.
- Three times five makes two.
また「times」の代わりに「multiplied by」という形を使うこともできます。
Three multiplied by five equals fifteen.
「multiplied by」はtimesと同じ使い方ができます。
timesと同じ意味のフレーズとして覚えてしまうのがよいと思いますが
あえて文法的な説明をするのであれば以下のような形になります。
multiplyはもともと「~を掛ける」という意味の動詞である。
multiplyを「multiplied」という過去分詞の形にすることにより「掛けられた」という意味を表すことができる。
それに「by ~=~によって」という意味をつけることで
「multiplied by =~によって掛けられた」という意味のカタマリを作って
前の名詞を説明している
以下のようなイメージでとらえておこう。
Three <multiplied by five> equals fifteen.
(「multiplied by five」というカタマリがthreeに掛かっている。)
文法的な説明は一応このような感じになります。
しかし、普通にイメージで「times」の同じように「×」の記号と同じだととらえておけば
全く問題なく使えると思います。
とにかく「×」は「times」か「multiplied by」なのだと覚えておくのがよいと思います。
最初は「times」から使えるようにしていきましょう!
④割り算について
割り算は英語で
「division」
といいます。
divideは「~を分割する、分ける、割る」という意味を表す動詞です。それに「sion」をつけたのが「division」になります。
では「15÷5=3」はどうでしょうか?
英語で「15÷5=3」は
「Fifteen divided by five equals three.」
といいます。
これも掛け算の時に出てきた「multiplied by」と同じ要領で
フレーズとして「÷」という記号と同じイメージでとらえておけば楽でしょう。
割り算の場合も「equal」を「is」や「make」に直すことが可能です。
- Fifteen divided by five is three.
- Fifteen divided by five makes three.
「divided by~」に関しての文法的説明は「multiplied by~」の場合と同じですが
文法を考えるというよりは、フレーズとしてまず覚えてしまいましょう。
最後に少しレベルが上がります!頑張りましょう!
⑤「プラス」「マイナス」の言い方
英語で「プラス~」「マイナス~」はそれぞれ
「positive ~」
「negative ~」
と言います。
正の数の場合は「positive」はつけず、そのままで言えばわかるので
わざわざつけなくてもOKです。
負の数の場合は、そのまま「minus」で表せないこともありませんが
一般に「負の数」という意味で「マイナス~」と言いたいのであれば
「negative」を使うというのが基本になります。
「正の数」「負の数」もそれぞれ
「positive number」「negative number」
と表すことが出来ます。
では「-3」は英語で何といえばよいでしょうか。
「-3」は英語で
「negative three」
と言うことが出来ます。
では最後の問題の「3-(-3)=6」は英語で何というでしょうか。
英語で「3-(-3)=6」は
「three minus negative three equals six」
となります。
そのまま「-3」を「negative three」と言えば完成ですね!
ぜひ「マイナス~」のいい方も押さえておいてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
日本では英語の問題で計算式が出されることがあまりないので
なじみがなかったかもしれませんが、意外と簡単に表すことが出来るので
この機会に記事内にある例文を音読して覚えてしまってくださいね。
それでは、おおぐしでした。
これを英語で言ってみてください。