flashとflush??そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.2

今回は前回の記事でお送りした「そっくり英単語」解説シリーズの第2弾をお届けします!

vol.1の方で「そっくり英単語」とは何か、またそれををどのように勉強していくかについて

書かせていただいているので、それを見ていない方はそちらからご覧ください。

adaptとadopt??そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.1

2017.09.15

さて、今回も自分ではなかなか学びづらい「そっくり英単語」を

いくつかご紹介していきます。

ではいきましょう!

flashとflush??そっくり英単語の覚え方~似ている英単語はこう整理しよう!~vol.2

① flash VS flush

<flash [flǽʃ]>

[意味]

(動詞)点滅する・ぴかっと光る / ~をパッとつける

(名詞)閃光・懐中電灯・カメラのフラッシュ

 

[例文]

Something is flashing up there.

(あそこで何か光っているね。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

flashの「a」を引っ掛かりにしましょう。

カメラのフラッシュで連想してほしいのですが

例えば、芸能人の方達が不倫現場などを週刊誌に不意に取られたしまった場合

あっ!やられた」と思いますよね。

この「あっ!」という音から「a」の綴りにつなげてしまいましょう。

もしくは、稲妻が光ったりするのを見て

「あっ!」と驚くようなシーンからイメージをつなげてもOKです。

とにかく「flash」は「あっ!」というイメージを持ちましょう。

<flush [flʌ́ʃ]>

[意味]

(動詞)顔を赤らめる・赤面する / 水で洗いながす・(トイレの)水を流す

(名詞)赤らみ・赤面・紅潮 / 出水・(トイレの)水洗

 

[例文]

Tom was flushed with excitement.

(トムは興奮で顔が紅潮した。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

flashの意味を先に覚えてからflushを覚えることで混ざらないようにできると思います。

どうしても覚えられない人は

少し汚い覚え方になってしまうかもしれませんが

「u」の綴りから「うんち」を連想して

「うんち」⇒「水を流す」⇒「恥ずかしくて顔が紅潮する」

といった形で覚えていくのもよいでしょう:)

街中やのトイレに入った時の水洗ボタンを見てみてください。

新しめのショッピングセンターとかならほとんどの確率で「flush」と書いてあります。

意識的にこういったものを見るようにして識別していくのもよいでしょう。

② fly VS fry

<fly [flái]>

[意味]

(動詞)飛ぶ・飛行機で移動する / あっという間に過ぎる

(名詞)ハエ

 

[例文]

Time seems to fly when I am with you.

(君といると時間があっという間に過ぎるように思える。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

flyは中学生の1年生からよく出てくる単語なので

「fry」という単語があることをしっかり認識して

別々のものであることを認識すれば、おそらく大丈夫だとは思うのですが

万が一忘れてしまった場合は、こう考えましょう。

flyの「l(エル)」の綴り字に着目しましょう。

「l」は「r」に比べると「上に高く伸びて」ますよね。

そこから「高いところを飛びまわる」ようなイメージをつなげていけばよいと思います。

<fry [frái]>

[意味]

(動詞)~を揚げる・フライにする ・炒める

(名詞)フライ・フライドポテト

 

[例文]

How do you fry that food?

(その食材はどのように炒めますか。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

flyを先に覚えておけば混ざることはないと思います。

プラスの知識として覚えておいて助けになるのは

カタカナ英語である「フライパン」ですが

英語の綴りで書くと「frying pan」「fry pan」「pan」と言います。

フライパンとは「炒めるための(浅めの)鍋」という意味だったんですね。

(※ちなみに深めの鍋は「pot」といいます。)

台所関係の単語も今後の記事で紹介させていただきますね:)

③ fair VS fare

<fair[fέər]>

[意味]

(形容詞)公正な・公平な・金髪の

(名詞)定期市・博覧会・展示会

 

[例文]

I don’t think that is fair.

(それは不公平だと思います。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

fairの「ai」の綴り字に着目しましょう。

「ai」から「愛」をイメージして「愛はみんなに公平に与えられるものである」

という感じにイメージをつなげていきましょう。

ちなみに日本語で「フェア」というと「公正な・公平な」という意味で使われるか

「博覧会・定期市」のような意味で使われることしかありませんが

英語では「fair hair」というフレーズで「金髪」という意味で使われたりもします。

よく出てくるので是非覚えておいてくださいね。

<fare[fέər]>

[意味]

(名詞)運賃

 

[例文]

Bus fares will go up next year.

(バスの運賃が来年上がります。)

 

[覚え方のコツ&補足コメント]

fairの方を先に覚えておいて、もう片方の方だと整理しておくとよい思います。

大学受験でも、お金関係の名詞を問う問題でいまだに問われることのある単語です。

しっかり覚えておきましょう。

「fair」「fare」の2単語がややこしいところは、音が2つとも全く同じだということです。

そのため、リスニングなどで出てくる場合は文章の前後のつながりから

考えなければなりません。

発音が似ているとかいうレベルではなく全く同じなので

特に注意して、しっかりと分けて覚えておいてくださいね。


 

いかがでしたでしょうか。

今回は日本語でも「カタカナ英語」として出てくるような英単語も多かったですね。

日本にはかなりの数のカタカナ英語が浸透しているので

知らず知らずのうちに同じ「カタカナ英語」を違う意味で使っていることも多いです。

(今回でいくと、「フェア」(fair/fare)など)

それも逆にパニックになる要因になったりもしますので

気づいたときに落ち着いて整理しておくことによって

その後の学習に役立つと思います。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

おおぐしでした。

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