【英語×人間関係】どうせ生きるなら素晴らしい人間関係を築こう

みなさん、こんにちは。4技能型英語講師のおおぐしです。

人間関係について、みなさんもいろいろ考えたことあるんじゃないでしょうか。

僕も人がとっても好きなので、どうやったらよい人間関係を築くことができるのか

昔からよく漠然と考えていました。

もちろん、社会人になった今、ますます人生において人間関係がいかに大事かを感じますし

「人間関係で人生の豊かさは決まる」と思うほどです。

つい先日、いつも紹介しているブログ「Marc and Angel Hack Life」でまたまた素晴らしい記事を見つけてしまったので

ご紹介します。

ブログ「Marc and Angel Hack Life」を知らないという方はぜひこちらも合わせてご覧ください。

【英語×心理学】 あなたの成長を妨げる15のこととは?

2017.09.03

【英語×人間関係】どうせ生きるなら素晴らしい人間関係を築こう

今回紹介するのはこの記事です。

↓        ↓

3 Powerful Rituals for Building New, Healthy Relationships

このタイトルを訳すとするならば「新しく健全な人間関係を築くための3つの効果的な習慣」くらいになるでしょうか。

健全な人間関係を築くには3つの重要なファクターがあるというのですね。

さて、この記事の導入部分にこういう一節があります。


In many ways we, as human beings, are like Koi fish. The Koi fish grows in proportion to its environment. If you keep it in a small bucket of water, it grows to only a few of inches in length. But if you let it loose in the wild it can grow up to two feet long.

(多くの点で、我々人間は鯉に似ている。鯉はその周りの環境に応じて成長するのだ。もし水の入った小さいバケツの中に入れられていたら、鯉は数インチの長さにしかならない。しかし、もし自然に放しておくと2フィートの長さまで成長するのだ。)

So are you like the Koi fish that has been kept in a small bucket?  Is your environment and social network stifling your personal and professional growth?

(あなたは小さいバケツの中にいる鯉に似てしまっていませんか?自分の周りの環境や社会的なつながりが自分の個人としての成長や職業上の成長を妨げてしまっていませんか?)


人を鯉にたとえて、わかりやすく話してくれていますね。

人間はどんな人に囲まれて生きているかで人生が変わってくる、ということですよね。

 

「自分でも何か違和感を感じながらも、その環境に居続けてしまう。」

こういうことって誰にでもあることだと思うんです。

しかしそんなときでも、勇気を振り絞ってそこから一歩外に出てみて

自分が成長できるような、良い状態でいられるような人間関係の中に身を置こうとしてみるべきなんだということを教えてくれていますね。

そんな人間関係を築くために必要な3つのファクターとは何なのでしょうか?

ひとつひとつ見ていきましょう。

①Practice walking alone on your own two feet.(自らの足で歩けるようにしよう)

この項目は以下のように始まります。


「Ironically, the prerequisite to building healthy relationships is being comfortable when you’re all by yourself.」

(皮肉なことに、健全な人間関係を築く前提条件というのは、完全に一人でいるときでも心地よい状態でいられることである。)


なんとも、意外な話からはじまりましたね。

そしてこう続きます。


Appreciating solitude starts with the conscious awareness of the freedom it brings.

(一人でいることがもたらしてくれる自由を意識的に認識してみることによって、一人でいることの良さがわかるのである。)

When you enjoy your own company you don’t need others around for the mere sake of having others around.

(自分一人でいる時間を心地よく過ごすことができれば、単に周りにいてもらうためだけに他の人を必要とすることはなくなるのだ。)

You can be flexible about who you choose to spend time with, instead of letting your fear of being alone suck you into social situations and relationships that aren’t right for you.

(【もし一人でいることを心地よいものにできれば】自分が誰と時間を一緒に過ごすかということに関して柔軟でいることができる。そして自分の持っている「一人になってしまうのではないか」という恐怖感のせいで本来自分にとってふさわしくない社会的な状況や関係性の中に入ってしまうこともないのである。)


人間、だれしも孤独は怖いと思うんです。

「自分が不快な気持ちになったり違和感を感じ続けていたとしても、ある人間関係の中に居続けてしまう。」

そんなことが誰にでも起こりうると思います。

「でもそこに正解はないんだよ」ということをこの章では語ってくれているんですね。

まずは自分一人でいても心地よく過ごせる自分を育ててあげること。

それをしてあげなければ、孤独に対する恐怖心でまた望まない人間関係の中に身を置いてしまうことになる。

一人でいる勇気を持たなければ、ずっと他人基準の生き方になってしまい良好な人間関係が築けないということだと思います。

そしてこの文で①の項目は終わります。


once you are reasonably self-sufficient, then relying on someone else from time to time is an act of inner strength, not weakness.

(適度に自立することができるようになれば、時々他人に頼ることというのは内面の強さからの行動になるのであって、弱さからではなくなるのである。)


「自分が一人でいることを愛することができるようになれば、他人に頼ることはむしろ強さを示すものだ」と教えてくれていますね。

向き合うべきは、他人ではなくまずは自分なんですね。

②Practice generosity – find little ways to help people.(優しい行動ができるようにしよう-他人を助けるちょっとした方法を見つけよう)

この項目の冒頭では、他人に対してどのように役に立てるか考えなさい、という風に言っています。

これにはどのような意図があるのでしょうか?

中盤部分をみてみるとこう書いてあります。


One of the best investments you can make in yourself is to take a genuine interest in other people.

(自分にできる一番の投資の一つが、他人に対して心から興味を持つことである。)

The more you help others, the more they will want to help you.

(ほかの人の役に立てばたつほど、その人たちもあなたの役に立ちたいと思うだろう。)

Love and kindness begets love and kindness.

(愛や親切さというのは、同じように愛と親切さを生み出すのだ。)


これだけを見て考えると

「そっか!他人の役に立つことが大事なんだ!じゃあみんなのことを第一に考えて行動しよう!」

となってしまいそうですが、この記事で言いたいことはきっとそうではないですよね。

①の項目で言っていたように「自分一人でいることを愛せるようになっている状態」を先に作り、そのあとになってはじめて

他人のためにどう役に立てるのかを考えるようにしよう、ということを言っているのだと思います。

「自分一人になることが怖いから」とか「役に立っていないと離れていっちゃいそうで怖いから」とか、そういうことではなく

「自分一人でもいられる強さがあるから、人のことを全力で応援できる状態」になれるということ。

それが本当に人を想う力なんだということ。

自分の人生を他人に任せるような生き方をしてはいけない。

そんなことを語ってくれているんだと僕は思います。

そして、この項目の最後はこう締めくくられています。


Ultimately, the happiest and most successful people are always looking for ways to help others, while the unhappiest and most unsuccessful people are still asking, “What’s in it for me?”

(結局のところ、最も幸せで成功した人々は他の人に役立つ方法を常に探している。一方で、最も不幸せで成功していない人たちはまだこんなことをいっている。「それ、私にとって何の利益があるの?」)


まずは自分から惜しまずに与えること、それが結果的に良い循環を生み出すのだということ。

良いことも悪いことも、結局は全部自分に返ってくるということなんですね。

③Practice putting yourself out there in the right social settings.(自分の知らないところにある、自分に合った交流の場に飛び込めるようになろう)

これはどういう意味なのでしょうか。まずは冒頭部分にこうあります。


The best places to plant new seeds of friendship are at organized events covering particular topics that interest you.

(人間関係の新しいきっかけを作るために最適な場所は、自分が興味のあるトピックに関するイベントの中にある。)


英語が好きな人だったら英語が好きな人の集まりに行ってみたり、心理学が好きな人だったら、心理学が好きな人の集まりに勇気を出していってみる、ということでしょう。

なぜ、このことが大事なのでしょうか。この項目の最後にこうあります。


The bottom line is that finding the right group of people that share your values and goals may require some time and effort, but it’s worth it.

(とにかく、自分の価値観や目標を共有するのにふさわしい仲間を見つけることは多少時間がかかるし努力も必要とする。しかしそれだけのことをする価値があるのだ。)

Finding a community of like-minded souls is the most effective component in building positive, lasting relationships.

(似たような考えの人のコミュニティーを見つけることは有益で長く続く人間関係を構築することにおいて最も効果的なことである。)


自分にとって本当にあったコミュニティーを見つけることは実は簡単ではないんですね。

でも、今の人間関係やコミュニティーに違和感を感じるのであれば、少し大変だとしても他のところへ踏み出してみる勇気も大事なのだ、ということを教えてくれていますね。

僕個人としては、違う考えの人も新しい視点でものごとを見るきっかけを与えてくれるという意味ではすごく貴重な存在だとは思います。

ただ常に意見がぶつかってばかりいると、やはりネガティブな方向にいってしまいやすいと思います。

たまにはネガティブになるのも良いでしょう。それも自分を育ててあげるひとつの過程。

ただそれでもやはり自分をプラスの方向に持っていってくれる人たち

例えば、自らの考え・気持ち・情熱を共有できるような人たちに囲まれていることによって

プラスのエネルギーをもって成長していけるのだと思います。

最後にこの2つの問いを投げかけて締めくくられています。

  1. Are the people you spend the most time with congruent with your goals and values?(あなたが最も多くの時間を過ごしている人たちはあなたの目標や価値観と合っていますか?)
  2. Are YOU and your daily rituals congruent with your goals and values?(あなた自身とあなたの習慣はあなたの目標や価値感と合っていますか?)

もし「YES」と答えられなかったら、今こそ変化の時なのかもしれません。


いかがでしたでしょうか。

最後にもう一度記事のリンクを紹介させていただきます。

↓        ↓

3 Powerful Rituals for Building New, Healthy Relationships

僕が紹介した以外の部分もありますので、ぜひみてみてくださいね。

 

人間関係は無意識に流れに任せていってしまいやすいものだからこそ

自分で良い関係性を構築していくことが必要なんだと教えてくれる記事でしたね。

いつもこのように強くいられないかもしれませんし、うまくいかないこともあるかもしれません。

それでも、時々このようなことを意識することで何かいい変化がきっと起きると僕は思います。

この記事で紹介した内容が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

それでは、おおぐしでした。

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